寄付のお願い

私たちの変わらない想い

重いしょうがいのある方が
住み慣れた地域でいきいきと暮らしていけるように。

想い

40数年前、重いしょうがいのある人々は、
とても生きにくい時代でした。
ほとんど対策もなく、
世間は無理解で冷たい眼差しにあふれていました。
幼稚園や保育園、学校からも門を閉ざされ、
成長しても、山奥に作られた入所施設に措置され、
外の世界をあまり見ることないまま
一生を終えていくか、毎日親と共に家で過ごすしかない、
そんな時代でした。
子どもたちの人権は・・・。
子どもを何とか地域社会で育てたい・・・。
親たちは立ち上がりました。

活動の振り返りと社会資源創出

子どもたちの尊厳を訴え、人権を守るための施策を行政に要望しながら、バザー、後援会会員募集等々、懸命に資金づくりを行い、1992年に念願の社会福祉法人格を取得し、さまざまなサービスを生み出し、提供してきました。

これまで生み出してきた社会資源と現在の状況(2019年度4月1日現在)

【社会資源の創出実現】はたらく

【社会資源の創出実現】のイメージ

図の詳細

【事業所・サービス一覧】

【事業所・サービス一覧】のイメージ

図の詳細

メディア

メディアにもたくさん取り上げていただきました。(各一部ご紹介-PDF)

【新聞メディア】

河北新報 朝日新聞 読売新聞

【表彰等】

表彰等

みんなの声

懸命に頑張り、社会資源を増やしながらこれまで多くのサービスを提供し続けてきましたが、まだまだ重いしょうがいのある方々の生きにくさが無くなったわけではありません。利用者、保護者、職員の声を紹介します。

【自由に選択する機会を】
保護者 髙橋 実和子
【みんなの声01】
コンサートや舞台を見に行く時、会場に設けられている車椅子優先席は、多くの場合、出入口付近や後方にあり、大きなホールなどでは舞台の迫力を感じるには少し物足りません。我が家では、周囲の方にお手伝いをしていただきながら、車椅子を預けて娘の“本当に座りたい席”で鑑賞します。だっこで過ごす時間は大変な事もありますが、娘のキラキラした笑顔を見るたびに『がんばって良かった』と思います。『車椅子の方はこちらへ…』という見えない壁に阻まれる事なく、たとえ障がいがあっても自分の本当の想いを伝え”自由に選択する機会“が与えられる世の中であってほしいと心から願っています。
【バリアフリーの世の中へ】
利用者 菊地 愛子
【みんなの声02】
少しの段差で躓いて転んで右足を痛めてしまった事があります。その時は腕も擦りむいて、痛かったです。
【しょうがいへの理解を】
職員 高橋 毅迅
【みんなの声03】
駅にホームドアが設置されたり、エレベーターが新設されたり、ハード面は以前より改善されてきていますが、人々の障がいについての意識は変わってないと感じることもあります。例えば、車いすの方とエレベーターに乗ろうとする時に、他の人が我先にと乗ってしまい、定員オーバー(車いすの方のスペースがなく)で乗れなくなってしまうことがよくあります。
障がいのある方がより自由な社会参加を行うためには、ハード面の充実はもちろんのこと、地域で関わる人々の障がいについての理解を深めることが大切だと実感しています。
移動支援や外出を伴う活動を通じて、障がいのある方の社会参加、地域参加について多くの方へ啓発できればと思います。
【相手の立場を思う大切さ】
職員 三浦 郁美
【みんなの声04】
外出先で、ひろびろトイレを設置している施設はだいぶ増えましたが、ベッドまで置いているところは少なく、その多くはベビーベッドで障がいのある方には小さ過ぎて使用できません。また、デパート等ではベッド付きトイレがあっても1階に少なく2階以上のフロアに設置されていることが多いのでエレベーターで移動し到着したと思ったら今度は使用中という事もしばしば…。しばらく待った後に中から出てきたのは着替え目的の女子高校生さん3人だっとという事もあります。設備が整っていても行きにくい場所や、社会の人達にその設備の目的への理解がないと本当に必要な人が必要なタイミングで使えない事になります。もう少し利用する側になって考えてもらえる社会になって欲しいと思います。

社会のバリアフリーの現状

社会のバリアフリーの現状として平成27年3月内閣府発行データ(下図)を見ると、バリアフリー化が十分に進んでいるとは言えない状況が数字からも見られます。

「平成26年度のインターネットによるバリアフリー化に関する意識調査報告書(平成27年3月内閣府発行)」から「この5年ほどでバリアフリー化は進んだか?」)※補足「バリアフリー化はどこまで進んだか」について「十分進んだ・まあまあ進んだ・どちらとも言えない・あまり進んでいない・ほとんど進んでいない」の5段階で、全国の15歳以上の男女約3,000人を対象に調査

【施設別】

「この5年ほどでバリアフリー化は進んだか?」(施設別)

図の拡大

【建物や施設の種類別】

「この5年ほどでバリアフリー化は進んだか?」(建物や施設の種類別)

図の拡大

今後の取り組みと皆様へのお願い

つどいの家の取り組みだけですべての諸課題が解決できる訳ではありませんが、私たちがこれからも法人の基本理念を実現すべく取り組み続けることが、しょうがいのある方々が地域でいきいきと生活しやすい街づくりや、人々の心の中にあるバリアを取り除くことにつながっていきます。

しかしながら、サービスの提供を続けるにあたり、困っていることがあります。

  • 困っている事「建物」
  • 困っている事「車」
  • 困っている事「人」

「地域生活の不安」保護者の声

あれから40数年。重いしょうがいのある子を持つ親たちは、親なき後の我が子の地域生活について、こんな不安を抱いています。

【障がいへの理解を】
保護者 後藤 一郎
【保護者01】
親はいつまでもわが子の傍にずっといてあげることは出来ません。親は高齢化に伴い、普段の生活から全く違う生活に変わってしまいます。では、そうなってしまったら、この子はどうなるのか?
行政でも数年前の障がい者家族の心中事件などから、障がい者とその家族を守る法律の改正等に取り組んでいます。勿論、経済的にも優遇されているのは実感し感謝しています。しかし法律だけでは、社会における障がい者の理解という観点では完全ではありません。
まず先にするべき事は、周りの人たちが障がいを理解する事ではないでしょうか。社会全体が、障がい者に対し障がいがある以外は、全く自分と同じ人格を持った一人の人間だと理解する必要があるのです。
昔は施設も少なく、障がい者を地域のみんなが見守り、助け合いながら暮らしてきました。これからは、我々世代が障がい者の理解を深め、共生、共存の出来る新しい社会を構築していく必要があると強く思います。
【一人では生きていけない】
保護者 大山 延江
【保護者02】
障がいがあろうとなかろうと親として誰もが願うことは、この世に生まれてきたのなら幸せな人生を送って欲しい、だと思います。幸せの在り方はそれぞれ異なり本人しか分からないことでもあるのですが、勝手ながら親の思いとして息子にとっての幸せとは何か?を考えますと安心して生活できる場所や人との関わりを得て健康で平穏な毎日を送れること。
しかし、この願いが叶うのは決して容易ではないと思います。障がいをとりまく環境はまだまだ厳しいものがあり、いくらノーマライゼーション~当たり前のことを当たり前に~と言い続けていても偏見や差別は根深いと痛感することもあります。すべての人に理解していただくのは難しいことなのかも知れません。
けれど息子は一人では生きていけないのです。ご近所さん、友人、知人、日頃お世話になっている職員さん、ヘルパーさん、少しずつでも支援してくださる方を増やしていく努力は大切なことと感じております。今、親として何をしたら良いのか丁寧に考え行動して行きたいと考えています。

共生社会実現と差別・偏見の意識を変える

しょうがいのある方々が生まれ育った地域社会で暮らし、かつ生活の質を豊かなものにするためには、まだまだ社会資源やサービスが足りません。また、差別・偏見等地域社会の人々の意識も変えて行かなければなりません。

【共生社会の周知度~内閣府世論調査~】

【共生社会の周知度~内閣府世論調査~】

障害のある・なしにかかわらず、誰もが社会の一員としてお互いを尊重し、支え合って暮らすことを目指す「共生社会」という考え方を知っているか聞いたところ、「知っている」と答えた者の割合が46.6%、「言葉だけは聞いたことがある」と答えた者の割合が19.6%、「知らない」と答えた者の割合が33.7%となっている。

【共生社会の考え方について~内閣府世論調査~】

【共生社会の考え方について~内閣府世論調査~】

国や地方公共団体では、「共生社会」の考え方に基づいて、障害のある人もない人も共に生活できるための環境づくりを進めているが、この「障害のある人が身近で普通に生活しているのが当たり前だ」という考え方について、どう思うか聞いたところ、「そう思う」とする者の割合が88.3%(「そう思う」63.5%+「どちらかといえばそう思う」24.7%)、「そう思わない」とする者の割合が7.2%(「どちらかといえばそう思わない」4.2%+「そう思わない」3.0%)となっている。

寄付金の経過報告と前理事長のメッセージ

【寄付金額の経過報告】

  • 寄付金経過報告(活動ブログへリンク)

【前理事長からのご挨拶】

困っている事「建物」

  • 困っている事「建物」「建物」へのご寄付

ぴぼっと南光台

「事務棟の建替」

~障がいのある方もない方も安心して生活できる地域づくりを目指して~

  • ぴぼっと南光台-外観1
  • ぴぼっと南光台-中1

【必要性】
ぴぼっと南光台では短期入所事業、日中一時支援事業と障害者ヘルパー事業、地域向けのサロンスペースの貸し館やサロンイベントを開催しています。敷地内には平成26年に新築したサロン及び短期入所事業、日中一時支援事業を実施している事業棟と各事業および総務職員の事務所として使用している事務棟の2棟の建物があります。この事務棟として使用している建物は震災復旧の折、資材等の調達困難なさなか一時的に仙台つどいの家の活動の拠点として使用していた中古ユニットハウスです。フロアは1つのみでトイレや収納スペースの作りが簡易的でプライバシーの確保が難しく、建物の構造的に夏の暑さ、冬の寒さは倍増します。また、事務スペースの壁面1/2程が窓であるためまぶしさを感じることが多く、室内の気温が外気温に影響を受けやすく、事務仕事に適した環境ではありません。

  • ぴぼっと南光台-外観2
  • ぴぼっと南光台-中2
  • ぴぼっと南光台-外観3

【背景】
同敷地内にはサロンスペースと短期入所と一時支援事業を行っている事業棟を平成26年に新設しています。サロンは地域の方に貸し出したり、バザーや地域の子供たちを対象としたイベントを開催し、多くの方々に足を運んでいただいています。事務棟新設の後には共生社会の実現のため、住宅地であるこの地域で必要とされている資源創出についての展開も考えていきたいと思っております。

【募集金額】
総額15,000千円のうち5,000千円
「しょうがいのある人が住み慣れた街で豊かな生活をし続けられるよう」
「誰一人取り残されることのない社会を構築できるよう」
ご支援をよろしくお願いいたします。

【寄付のお願い】
ご支援申し込みフォーム

現金や銀行振込の場合は、下記の寄附申込書(PDF)をプリントアウトし、以下へ郵送もしくは、FAXをお願いいたします。

【寄附申込書(PDF)】

■郵送の場合(送付先)
〒984-0838 仙台市若林区上飯田1-17-58
(社福)つどいの家 法人事務局 寄付申込書在中

■FAXの場合 022-781-1573(つどいの家 法人事務局)

■銀行口座振込先
七十七銀行 沖野支店
普通預金 口座番号5354960
名義:シャカイフクシホウジン ツドイノイエ リジチョウ サトウ キヨシ
(社会福祉法人つどいの家 理事長 佐藤 清)

TOPに戻る

困っている事「車」

  • 困っている事「車」

車両

~障がいのある方とそのご家族が地域で安心して暮らせるよう~

【寄付金募集の必要性や背景】

当法人では、個別対応が必要な「重い障がいのある人の家族にこそ休息が必要であるのに、安心して預けられる所がない」という母親たちの声を受け、法人独自のレスパイトサービスをに開始しました。レスパイト(英語:respite)とは、一時的中断、小休止などを意味します。レスパイト・ケアは支援者が介護を一時的に代替してご家族にリフレッシュしてもらうサービスです。
その後、事業を啓発し、行政や各団体との話しあいを設け、1998年に「仙台市障害者家族支援等推進事業(レスパイトサービス)」として仙台市の補助事業となりました。
2020年10月には、それまで行ってきたレスパイトサービスの特徴を継続しながら、指定短期入所事業(ショートステイ)と日中一時支援事業(日中ショートステイ)に変わります。
利用されているのは10代から50代と様々な年齢の方で、日中に学校や福祉サービス事業所に通っている方が多く、身体障がいや知的障がいがある為、1人で移動することや過ごすことが困難な方々です。放課後や日中に通っている福祉サービス事業所が終わってからの時間や土日祝日などに利用されています。また、ご家族が急病の時に緊急支援をすることもあります。

  • 送迎の様子1
  • 送迎の様子2
【利用例】
•家族が通院のため自宅に18時まで戻れない
14:30 家族に代わって学校へお迎え⇒日中一時支援事業所で過ごす⇒18:30ご自宅に送る
•家族が同窓会に出席のため県外へ出かけるので、1泊、家をあける
15:30家族に代わって施設へお迎え⇒短期入所事業所に宿泊⇒翌日9:30施設へ送る
•休日に家族と離れて自分の時間を過ごしたい
10:00ご自宅へお迎え⇒日中一時支援事業所で過ごす⇒15:00自宅へ送る

このように一時的な支援があれば、障がいのある方も住み慣れた地域で生活していくことが出来ます。
利用例のように、移動の困難な方がショートステイを利用する時には送迎も重要なサービスです。
安全にサービスが提供できるよう、老朽化した車両の更新が欠かせません。車両購入の費用をご支援ください。
「しょうがいのある人が住み慣れた街で豊かな生活をし続けられるよう」

ご支援をよろしくお願いいたします。

【車での送迎の様子とご協力のお願い】

【寄付のお願い】
ご支援申し込みフォーム

現金や銀行振込の場合は、下記の寄附申込書(PDF)をプリントアウトし、以下へ郵送もしくは、FAXをお願いいたします。

【寄附申込書(PDF)】

■郵送の場合(送付先)
〒984-0838 仙台市若林区上飯田1-17-58
(社福)つどいの家 法人事務局 寄付申込書在中

■FAXの場合 022-781-1572(つどいの家 法人事務局)

TOPに戻る

困っている事「人」

  • 困っている事「人」

「ボランティア」の募集

うまく話せない、聞こえない、見えない、思い通りに動けない、歩けない
ひとりではできないことが沢山あるけれど…
やりたい!みたい!行きたい!思いは、沢山ある。
生まれ育った地域で安心して楽しく暮らしたい…。

つどいの家は「重いしょうがいのある人も、差別されることなく、いきいきと自立した生活ができるよう、自己実現(※)の場を保障し支援すること」を基本理念にしています。
一人ひとりの安全を守り、思いに寄り添った支援をするためには多くの支援者が必要です。重いしょうがいのある人の支援には国の基準を超える人の手と目が必要です。
※自己実現とは「人間が自己の能力や個性を実現していき、個人ごとの目標を実現していくこと」です。

  • つどいの家のボランティア活動の様子1
  • つどいの家のボランティア活動の様子2
【例えば…】
自閉症の特性である「こだわり」のため、外出先で興味のあるもの(花、水など)に夢中になり、遠くても足場が悪くても危険な場所でも、興味のあるものに向かって行くことがあります。例えば、利用者5名と職員3名で外出をしている時に、そのような利用者さんお一人に職員が一人付き添うと、他の4名の利用者さんと職員2名という状況になり、目が行き届かなくなる時間ができてしまいます。 また、排泄介助や体の触れ合う介助は同性の職員が行っていますが、男性職員が不足しているという状況もあります。

『職員と共に外出などに付き添い、見守ってくださる方がいると安心して外出ができます。』
『少しの補助や見守りだけで本人の意志に沿った過ごし方ができるようになります。』

ボランティアのご協力をお願いいたします

【つどいの家コペルの活動ボランティア(週1回)千葉明子さんの声】

ボランティア活動の声-千葉明子さん

【ボランティアを始めたきっかけ】
息子が脳性麻痺で小さな頃に病院に通っていたこともあり、将来、ボランティアをしてみたい!と思っていたので、子育てが落ち着いたところで、実行に移しました!
ボランティア募集の冊子を見て、つどいの家でボランティアを募集していることを知り、自宅から近く通いやすくて良いなと思い、コペルへ連絡をしてみました。
【ボランティアを始めてみて】
最初の頃は緊張しましたが、職員さんの温かさ、利用者さんの明るさで徐々に緊張がほぐれていきました。今は皆さんにお会いすることが楽しみになっています!
ヘルパーの仕事もしていますが、ボランティアだとゆっくり、じっくり関わることができてまた違う感じです。
【ボランティアを始めようと思っている方へ】
「できるかな?どうかな?」と不安に思うよりも、飛び込んでみた方が良いと思います!!つどいの家は学生さんや実習生など色々な方を受け入れているので、オープンな雰囲気です。

【ボランティアの皆さんの活動とご協力のお願い】

ボランティア募集は
こちらから
TOPに戻る

はたらく

私たちは「人」そして
「チーム」を大切にします。
あなたも「つどいの家」の一員
となって、誰かを笑顔にする
仕事を一緒にしませんか?

くわしくはこちら

ボランティア

「つどいの家」では仙台市内
通所事業の4ヶ所でボランティアを
随時募集しています。
あなたの力で福祉を
支えていただけませんか?

くわしくはこちら